◎第3回 ケアカフェにちなん 2016/3/31 UPLOAD!

 ケアカフェとは、まったく新しいコンセプトで行われる、医療者、介護者、福祉者等の集まりです。顔の見える関係づくりと日頃のケアの相談場所を提供していきます。カフェを訪れるように気軽にご参加ください。
 ケアカフェでは、ジャズの流れるカフェのような雰囲気の中、コーヒー等を飲みながら、3~4人のグループに分かれてテーマに沿った会話を楽しみます。
 席替えをして話を深めます。さらに内容を参加者(お客さん)全員で共有して、いろいろな意見を持ちかえることを目的にしています。


日 時 平成28年2月24日(水)19:00~
会 場 油津Yotten
 
今回のテーマ:くすり
 
 2月24日(水)、第3回ケアカフェにちなんin油津Yottenを開催いたしました。テーマが、「くすり」ということもあり、16名の薬剤師の皆様にもご参加いただき、大変充実したカフェになりました。
 皆様、誠にありがとうございました。
 回を重ねる度に参加者も増え、ケアカフェにちなんコアメンバー一同、大変うれしく思っています。
 今後、ケアカフェにちなんが、たくさんの方々に広まり、多職種連携や顔のみえる関係づくりの後押しになれたら幸いです。
 
【出された意見の一例】
 ・剤形変更や粉砕について⇒かかりつけ薬局にご相談を!
 ・残薬の問題、お薬の飲み忘れがある。
 ・認知症の方は、残薬がまた出るのでは?
 ・薬を減らしてほしい、不要な薬の処方もあるよな~
 ・先発品、後発品?・・・わからない。
 ・自宅訪問が理想。
 ・一包化になるとパニックになる人もいる。
 ・患者様は残薬があるとDrに怒られると思っている。
 
【Q&Aを書かれているグループもありました!】
 Q.残薬はどうすればいい?
  ⇒薬局に返却してください、飲まない、飲めない理由を知ることが大切
 Q.朝食ごはん、食後の薬はいつ飲むの?
  ⇒実は、「食後」に厳しく制限された薬はない
 Q.「食べてなくても薬を飲んでいいと?」
  ⇒OK、思い込みが強い方には、水分や栄養価の高い飲み物で代用してみては?
 Q.老老介護、高齢者2人世帯、お互いの薬を飲んでいたりする
  ⇒ダメ「血圧のくすりはどれも一番」思い込みある。
 
【こんなアイテムもあります】
 おくすり整理そうだんバッグ
おくすり相談バッグ
«使い方・目的»
患者様に「おくすり整理そうだんバッグ」を配布し、
ご自宅の残薬を入れて薬局に持参していただき
安心して無駄なく薬を服用できるように整理することを目的としている。
 
【参加者の感想】
 ・ 普段の仕事の中で気になっていた薬の管理のことなど、色々と解決にむけての話がきけてよかったです。
 ・ 多職種の仕事の内容、改善してほしいことが分かり、自分にできることが明確になりました。
 ・ さまざまな課題であふれている中、いろんな職種の方とのふれあいが必要と思いました。
 ・ ケアマネさん達の苦労もうかがえて、少しでもアドバイスができればいいなと思います。
 ・ おくすり整理そうだんバッグがどんどん広がるといいですね。薬剤師さんが16名も参加されていてすごい!
 
【取り上げてほしいテーマ】
 認知症、終末期、発達障害~子どもから大人まで~、職員教育、介護保険、多職種連携
 看取り、くすり、施設紹介、貧困、老後、障害

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